2011年05月 の記事一覧

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ロンドン London

ロンドン

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会社・出版社 :Mayfair Games Treefrog Games
デザイナー : Martin Wallace
プレイ人数 : 2人-4人( お勧めプレイ人数3人)
対象年齢 12歳以上
言語依存:そこそこ(カードの特殊効果、英語が多少読めれば問題ない)
プレイ時間 60分~90分ぐらい
プレイ回数:4回


個人評価:Nonplusultra!

ゲーム雑感



飛行機が苦手なので、海外旅行は好きではない、が、唯一行ったことのある数少ない国がイギリスだ。
その時訪れたロンドンは、アルバートホールとかの古い建物と新しい建物が同居して、ごった煮になっていた。さらに町中バスだらけ。だから、ロンドンは京都にそっくりだった。

そういうわけで、思い入れのある都市。その名もずばり「ロンドン」ということで興奮して購入。
1666年の大火から復興するゲームらしい。大火は表現されていないので、復興という印象は持たなかったが、めっぽう面白いゲームだった。あんまり面白いので、ちゃんとレビューをしてみようと思う。

プレイ概要



Puoと僕、それから泊まりに来たmyymaの3人でプレイ。

london01.jpg
これがボード、ボードの上はロンドンの土地を示していて、ボード下部はカード置き場になっている。


まず、各プレイヤー自分の色を選ぶ、僕はいつものように赤を選ぶ。
その色の建物チップを取り、カードをを6枚づつ配る。

カードはA,B,Cに分かれいて、Aから順番に山札になっている。Aから6枚づつ手持ちのカードにして、貧困コマを5持つ。自分の番の時に山札からカードを1枚引く。このカードがなくなれば1900年代にさしかかった事になり、ゲームは終わる。カードに描かれた勝利点、街による勝利点、獲得した勝利チップ、貧困をめぐる勝利点、この合計で勝敗が決まる。

自分の番が来たら、カードを1枚引き、「カードを置く」、「街を運営する」、「地域を買う」、「カードを3枚引く」のいずれかから1つ行動できる。

流れとしては、

1)地域を買って、カードを多く引く
2)引いた手札のカードをプレイ(手前に置く)
3)カードの効果を使う(街を運営する)

この1、2、3を繰り返していく事になる。

で、スタート。初手に配られたカードは何故か茶色ばっかり、こんなに偏ることはまずないのでびっくり。

london04.jpg
こんな風に茶色カード6枚なら、3枚場に置ける、その代わり3枚をカード置き場に捨てなければならない。


そして、カードを置き、街を運営する。街を運営すると、カードの効果が発動し、カードをひっくり返す。左端の下の画像のコーヒーショップみたいにひっくり返らないカードもあり、これはそのカードの上にカードを重ねない限り何度でもその効力を使うことができる。持続カードみたいなイメージだ。

気をつけねばならないのが、街を運営したとき、カードの手持ちの枚数とカードを置いている場所の枚数分、貧困ポイントをとらなかればならないのだ。下の配置だと4貧困ポイント+手持ちのカード分を取らなければならない。

london02.jpg

ゲームをやりはじめて、しばらくすると2つの事に気がつく。

1つ目は「地域の重要性」だ。

自分の手番の時に地域を購入できるのだが、地域を買うと、街を運営するときに、地域1つにつき1貧困コマを取得しなくてもよくなる。地域を開発したから貧困が減ったみたいなイメージで、これが大きい。貧困対策としては重要だ。地域にはさらに勝利点もついている。そして、最重要なのが地域に描いてある数字の数だけ「カードを引ける」ことにある。普通は1枚なのだが3枚とか5枚一気に引けるのだ。これがでかい。

そして、もう2点目は借金の存在。このゲームは、どうやら借金することが前提になっている。地域を買うのにもカードをプレイする(置く)にもお金がかかるが、お金を得る方法が極端に少ない。なので、借金をしていくことになる。そもそも借金を表す、借金チップの数の多さから気がつくべきなのかもしれない。

london05.jpg

今回は、全員いきなり借金をして、やはり街を取りにいく、がんがん借金をする2人を見ながら、僕は今回手札に茶色のカード(お金を得られるカードが多い)が多数入っていたので、借金は最小限にして、お金を得るようにする。

方向性を考えると、お金がふんだんにあったので、途中で得た、街灯とLord'Sを何度も利用して、貧困をなくすプレイに出た。このカードはひっくり返さなくて良いカードなので何回も利用できる。お金は消費するが、貧困がほとんどなくなった。

london12.jpg

いい感じの中盤
london06.jpg


london08.jpg

ゲーム後半にさしかかると、街は埋められつつある。そして地下鉄の建設カードが出回るようになる。

london13.jpg

地下鉄は強力で、カード自体に4勝利点があり、さらに勝利点が2追加される地下鉄を2つも引ける。

7ポンドと高価なカードだが、うまくすれば1枚で8勝利点が手に入るので、借金してでも建てるカード。借金はお金で返す方法もあるが、勝利点で返してしまう方法がある。借金チップ1枚につき7勝利点マイナスなので、7勝利点を上回れるようなら、お金をかえせなくても借金してカードを配置すればいい。

london17.jpg
こんな風に、自分の地域に地下鉄チップを置く事ができれば、ほくほく。

そして、カードがなくなると最後の手番になる。最後まで気を抜いてはならない、手に持ったカードは全て「貧困ポイント」と交換になってしまうので、ババ抜きのごとく、手札を空にできるようにもっていく必要がある。この最後の手札は、街の貧困ポイントの減少の恩恵がないので、持ったままゲームを終えると、今までの苦労がだいなしになるので気をつけたい。

povertypoint.jpg
重要な貧困ポイント、一番貧困ポイントの少ないプレイヤーとの差で勝利点がマイナスになる。貧困は悪なのだ。


街の取得数やカードの勝利点では負けていたが、貧困を極限まで減らし、貧困ポイントで20点差以上をつけて、総得点70点台を出してダブルスコアで勝利した。 


評価



そんなにゲームやらない初心者のmyymaが入っても、全然おもしろがってた。複雑そうに見えるルールも実はけっこう易しい。知っている土地や思い入れのある土地というのを差し引いても、大変おもしろかった。

いったん流れが分かってしまうと、だいたい皆同じやり方になるので、カード引き運の要素が大きくなりすぎるかな?と思ったけれど、そんなこともなかった。カードを配置するときに、同じ色のカードを手札から1枚捨てなければならず、そのカードの捨て方によってお金主体とか、建築主体とか、自分で自分の街の方向性をコントロールできるのがいい。さらに、捨てたカードを他のプレイヤーが取る事ができるルールがうまく効いている。

カードの特殊効果も、たいがい見たまま、読んだままなので、数回やればいちいち説明書を確認しなくなる。カードの出るだいたいのタイミングとか、種類を覚えてしまえるぐらいだ。おかげで、ゲーム進行の見通しがすごく良くて、全体的な戦略が建てやすい。あー、地下鉄がそろそろ出るなとかそういう感じ。

テーマもよくあっている。ロンドンらしい暗めのボード。街を作っているという感触は十分に出ている。カードの取得が街の発展の雰囲気も作り出している。

地域を買うという陣取りの要素もあり、気が抜けない。自分の番でないときも、相手が何をしているのか十分に把握しないと、妨害できないので、ずっと観察することになり、退屈することがない。カードがどんどんめくられていくスピード感もあって、プレイしている間、常に早く自分の順番がまわってこい!とわくわくする。たぶん脳から、オモローアドレナリンがだいぶ出てる。

説明書によると、本当は人口の概念やロンドンの大火のルールもいれるつもりだったらしいのだが、やめてシンプルにしたらしい。それで正解だと思う。おかげで見事にコンパクトに優れたゲームになっている。慣れれば1時間もかからない。

ゲームの値段の高さは、絵のデザイナーを3人雇ったらしいのが影響か。おそらく2度とできないだろうという渾身の絵柄とのこと。確かに見応えあり。希望を言えば近年の建物まであればもっといいかも、アビーロードスタジオとか。テートギャラリーとか。

というわけで、今年の今のところベストゲーム。超お勧め。いちおう弱点を探すと、4人だとあっというまに、カードが尽きて終わることか。4人だと、あれもこれもやりたいのに全然できないという欲求不満になるので、3人プレイを推奨します。
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タブラの狼 /人狼ナイト

タブラの狼 Lupus in Tabula 


タブラの狼(2009年版) / Lupus in Tabula - 4th Editionタブラの狼(2009年版) / Lupus in Tabula - 4th Edition
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ダヴィンチゲームズ

商品詳細を見る


会社・出版社 ダヴィンチゲームズ
デザイナー Domenico Di Giorgio
プレイ人数 8 - 24人
対象年齢 8才以上
プレイ時間 30分~60分ぐらい

ゲーム雑感



嘘をつくというのは想像力と同じぐらい度胸が必要だ。
嘘をつくときは勝負をしなければならない。
それこそ命をかけて。
狼も人も命がけ。 ブラフゲームの傑作。

個人評価:Wunderbar!

プレイレビュー



本気の「人狼ナイト」をやるということで、京都のとあるシェアハウスにお邪魔した。

今回は、ゆうもあや関西jAGA等で活動されている不破さんや、猫のしっぽの店長の大西さんなどにお会いすることが出来た。

もちろんシェアハウスの住人さんや、演劇をやっているという方など様々が大集合、ゲームに詳しい人々に会ったのは初めてなので、緊張する。また、自分で仕切らなくていい会も始めてで、そこは気楽だったので相殺という感じだった。

さて、参加人数15人超えでの人狼である。
jinrounight.jpg

人狼とは、狼側と人側に別れて、想像力と推理力と騙しあいを通して、一人づつ始末していくゲームである。
ラウンドは昼と夜に分かれていて、昼には、全員で誰が狼なのかを推理して、多数決ないし、合意を得て誰かプレイヤー1人を(殺す)吊るす。殺されたプレイヤーはゲームからアウトして、以後会話やヒントになることを全て禁止される。

夜は、全員が目を伏せる。狼が起きてきて、目を伏せている村人のうち一人を密かに食い殺す。
また、夜には特殊能力を持った、占い師なんかも活動する。

朝になれば、哀れな村人が1人死んでいるというわけだ。

こうして、狼が全滅するか、村人が全滅するかまで続き、生き残った側が勝利となる、推理と自己犠牲もからむようなチーム戦なのだ。

また、村人には特殊能力を持つ人がいる。

占い師:夜の間に1人だけ、人か狼かをゲームマスターに教えてもらえる。
霊媒師:前日に吊るした人が、人だったのか狼だったのかをGMに教えてもらえる。
ボディガード:夜、狼から誰か一人を守ることが出来る。守られた場合は死なない。自分は守ることができない。
狂人:村人扱いであるが、狼の味方をする。狼側が生き残れば勝利
ハムスター:狼に食い殺されない。自分一人だけ生き残れば勝ち。自己チュー
フリーメイソン:2人いて、互いに最初から村人であることが分かる

jinrounight02.jpg
役割はカードを引いて決める。表で確認中

経験の浅い僕を含む数人のために、2度ほどオープンルールで練習して、正式ルールであるクローズルールでやってみようということになった。

オープンルールは誰かが死んだ時には、その人の役職が分かるというルール。これだと人側がかなり有利になる。

正式のクローズルールは、殺害された後で、死んだ人のカードを裏返さない。殺された人が人間だったのか狼だったのかは、霊能力者以外は分からないというルールだ。どちらが勝利したかは、勝利したタイミングでGM(ゲームマスター)から教えてもらえる。

死人に口なしのこのルールの方が、疑心暗鬼が深まり、面白く感じる、そして何より本物らしい。

さて、とある悲劇(プレイ)について語りたい。
ここからは、ノベライズ方式でお送りしよう。

ちなみに、長いので読み飛ばしOKです。

ある村の悲劇


私は、幼いころ、この村に捨てられていました。私の両親は、戦争で亡くなり身寄りのない私を村の人たちは引き取ってくれたのです。
私はこの村がすぐに好きになりました。住まわせてくれた旦那さんと一緒に、いつもヤギの世話をまかされていて。同年代の友達もたくさんいたし、村の人々は私に優しくしてくれました。

しかし、私は、もうたった一人になってしまったのです。逃げ込んだ納屋の窓の外には月が出ようとしていました。

私は、なんとかここに隠れてい眠らないでいようとしていますが、でも見つかるのも、時間の問題だと思います。
あの怖い狂人が、叫びながら歩いているし、ドアの隙間から狼と血のにおいがします。

もうすぐ夜が来ます。いつまでも、隠れていたり、眠らないで生きていくことはできないのだから、私は、彼らがくるまえに睡眠薬を多めに飲もうと思っています。本当に悲しいです。

最初、狼が村人に変装しているのではないかという話になったとき、私は軽い気持ちで考えていました。その日、見つかった死体は無残に内臓をくりぬかれていました。それでも、私は難しく考えないようにしていました。

しかし、村人達は真剣な面持ちで集まっていました。皆、それぞれの村人に眼を光らせていました。狼は2人。誰が狼なのか分からないのです。

そして、2人の男が連れ出されました。彼は叫びました。
A男「セクハラはもうしません」
B男「私には役職があるのに!」

しかし、彼らの思いは届きませんでした。私達は力づくで2人の首を順番に吊し、木にさらしました。
最後まで、本音をかたらなかった彼らは、狂っているのだと皆思っていました。

「狂人かハムスターはこれで始末した、後は狼を探そう」

その後、数日、何名かが殺されました。私たちは「占い師」の登場を待ちわびました。
「占い師」でしか、狼を正確にみつけることができないからです。
しかし、占い師は現れませんでした。しかし、「霊能力者」が名乗り出ました。
私の知り合いのMameでした。彼女は吊るした彼らは人間だったと告げました。

「推理があたった」と私たちは思いました。死んだ2人のどちらかは、狂人かハムスターだろう。

こうして、次の夜、再び人が死にました。霊能力者は「人だった」と言いました。
私たちは焦り、手は罪に汚れ、おののいていました。

それでも、占い師は現れませんでした。現れない理由は、おそらくまだ一人も狼を特定できていないのだろうというものです。
何しろ、名乗り出れば、真っ先に狼に狙われるのは、「占い師」です。再び「霊能力者」のmameが呼ばれ、死んだ村人を交霊すると「人だ」と言いました。村人は減っていきました。

ついに、4日目の朝、「占い師」が名乗り出ました。20代ぐらいの女性でした。
3人の村人、その中には私も含まれていましたが、3人は人だったと「占い師」は言いました。
徐々に、疑われつつあった、よそ者の私を彼女は私を守ってくれたのです。

しかし、すぐとなりにいた、私の友達も手を上げました。
「私こそが占い師です」

私たちは困惑し、尋問にかかりました。
誰と誰を占ったのか、そしてその結果から推理しました。

最初に占い師だと言った女性は「霊能力者」を占っていました。人だったと占い師は言いましたが、
何故、彼女が「霊媒師」を占ったのかだけは納得がいきませんでした。

しかし、私は、後から手をあげた友達を疑いました。何しろ彼女は最初に手をあげて私をかばってくれた人を「狼だ」といい。さらに、積極的に推理を重ねていた村のリーダー的存在の一人を狼だったような気がすると言ったのです。しかも気がするだけで確証がないと。

狼を見たのに、名乗り出ない、さらに気がするだけという曖昧な発言に、私は信用できませんでした。
私たちは彼女を殺害することにしました。彼女が狼ではないのかという推理でした。

最初の男がハムスターで彼女が狂人というわけです。
私たちはにせ占い師を殺害しご満悦でした。

そして、もう村人はわずかになっていきました。そして7人までになったとき、ひとりの女性が身分を明かしました。
「私はボディーガードです」
それは、ボディーガードらしい献身的な行為でした。私と彼女の2人は村人確定、それに霊能力者と占い師も人間なので
4人が確定なのです。

あと残りの3人のうち2人が狼ということになります。
勝利は目前でした。

しかしそこで、耳を疑う発言が広場を横切りました。
「私が狼さ」
そう、あの、リーダーと目されていた彼は、自分が狼だと告げたのです。
彼の発言の真意は一つ「ハムスター」がまだ生きていることを知らせることでした。

3人の中にハムスターが生きている。

しかし、彼がハムスターなのかもしれず、私たちは怪しい2人をとも殺すことにしました。
そうして私たちは残りの3人のうちリーダーを含む2人を殺し、そして、夜を迎えました。

朝になると、刺し違えるように、村人1人とボディガードは殺されていました。
「霊媒師」は昨日殺したリーダーは狼だったといいました。狼はあと一人です。残っているのは3人だけ。

私は、震えました。思い出したのです。リーダーが狼なのであれば、私を守ってくれたこの、占い師こそが「嘘をついている」ことになる。
私は、彼女をみつめました。どうして今までその歯の鋭さや不自然な目の充血に気がつかなかったのか。彼女は占いなどしていないのだ。

「彼女が狼よ!」

私は鍬を振りかざし、占い師を語った狼と対峙しました。霊能力者であるmameと挟み撃ちにするべく「回り込んで!」と目で合図しました。そしてmameの表情をみた時、全てが終わっていることに気がつきました。霊能力者には表情というものがありませんでした。かすかに微笑んでさえいました。今まであんな笑みはみたことがありません。魂のない笑みです。

人に裏切られること、自分の愚かさに気がつくこと。その2つの衝撃が同時に私を襲いました。神様(GM)がゆっくりと宣告しました。

「次に殺すのは誰ですか?」
2人の指先はまっすぐ私の方に向きました。私は納屋に逃げ込むしかなかった。

私の好きだった村は、こうして壊滅しました。笑い声が聞こえ、もうすぐ夜がきます。誰かがこの手記を見つけくれるまで。たぶん悲劇は続きます。




というわけで、最後の一人になってしまった僕は、食い殺されました。
本当に騙された!。思い返せば、占い師を語る狼は何度も怪しい発言をしていたのに気がつかなかった。
あんまり、悔しくてその夜に夢に出てきたりした。

評価



面白い、面白くないわけがない。人が集まってはったりをかます。それを推理する。失敗、失言に対しては「死」という、ゲームから除外される一番わかりやすいペナルティがある。もちろん擬似的死体験だが、死ぬとショックだし、こういう気持になのかというのを味わえる。

また、この役職の能力っていうのがすごくいい。強力で自分だけしか使えない能力なので、それが実際に活かせるのを目の当たりにできる。外国人に道を聞かれて、困っている人を得意の英語で助けてやる。ぐらいの優越感がある。(まぁ僕は困っている方ですが)

ずっと黙っていた人が思わぬ意見を言ったりして、意外性も抜群である。
誰が嘘をついているのか、理詰め、性格から判断していくべきだ。人間が試されている気さえする。

評価が難しいが、ゲームの評価というより、集まった人の面白さで次第でどうとでもなり変わるだろう。

ただ、Nonplusultra!の最高評価としなかったのは、やむを得ない欠陥があるからだ。最初につるされてしまうと、あとはゲームが終わるまでただ待つしかなくなる。人数が多ければ多いほど、暇になる時間も長くなり、眺めているのも途中で飽きてくる。でも人数が多い方が絶対に面白いので、この辺はどうにもこうにもである。でも死、とはこれほど無念なことなのだろう。ルールをかえる必要はまったくないと思う。死ねば黙して語らず。我慢せよということだ!

付け加えると、10人以上集まるのは、社会人としては無理なんじゃ・・。ということもある。

このゲームが、一番活かされそうな場所は、小学校とか中学校のクラスでやればいいと思う。社会が競争社会であり、騙しあいのドラゴンワールドである厳しさを早々に叩き込むことができるだろう。もしくは部活の部室とかね。単位落としそうやけど。

ちなみに、究極の人狼という66人プレイ可能なものあって、3順目までは、本人も役柄がわからないという「ヨッパライ」とかの役職とかあるそうだ。

  


ドイツ年間ゲーム大賞2011 ノミネート

dreier_logo.gif

ドイツ年間ゲーム大賞2011ノミネートされていたので、リストにする。
権威とか、なんたら賞に激弱なので、早速簡単に感想など。

ちなみに、今年から、「エキスパート大賞」なるものが増えたらしい。
グレーのロゴが「エキスパート賞」ちょっとゲーマー向けの賞ということなんだろう。

これで、年間キッズゲーム大賞を入れて3つの賞ということになった。

【年間ゲーム大賞ノミネート】 (Spiel des Jahres 2011)

3作品

●アサラ ASARA

アサラ(Asara)アサラ(Asara)
()
ラベンスバーガー(Ravensburger)

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●禁断の島 DIE VERBOTENE INSEL

forbidden01.jpg

●クゥワークル QWIRKLE

Qwirkle Board GameQwirkle Board Game
()
不明

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【エキスパートゲーム大賞ノミネート】(Kennerspiel des Jahres)
3作品

世界の七不思議 7 Wonders

世界の七不思議 (7Wonders) 多言語版世界の七不思議 (7Wonders) 多言語版
(2011/04/16)
Repos Production

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ランカスター Lancaster

2011_lancaster.jpg

ストラスブール Strasbourg

ゲームジャパン特選ボードゲーム ストラスブール(Strasbourg) 日本語訳ルール付属ゲームジャパン特選ボードゲーム ストラスブール(Strasbourg) 日本語訳ルール付属
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Pegasus Spiele

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推薦リスト(Empfehlungsliste "Spiel des Jahres" 2011) :おばけキャッチ、ブロッカーズ、ウルル、モンド、髑髏と薔薇、サフラニート、太陽海そして砂、ブルゴーニュ、ルナ、フリーズ


【年間キッズゲーム大賞ノミネート】(Kinderspiel des Jahres)
3作品
その中に虫がいるよ Da ist der Wurm drin
2011_daistderwurmdrin.jpg

小さな魔法使い Die kleinen Zauberlehrlinge

小さな魔法使い小さな魔法使い
()
メビウスゲームズ

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モンスターの落とし穴 Monster-Falle
2011_monsterfalle.jpg

推薦リスト:パップザット、枕の戦い、グリマッフェン、怖いサル、ジッケザッケ、小さなカエルの音楽、大きな動物クイズ、マゴーの本読み魔法、千とひとつの宝物、バナナジャンプ、大玉ころがし、Tレックスからの脱出、宝島


世界の七不思議がエキスパート大賞にノミネートってことは、エキスパート賞ってプレイヤーがエキスパートというより、エキスパート入門ぐらいのゲームを選ぶってことなんだろうか。この賞って「ドイツゲーム大賞」と「年間ゲーム大賞」の狭間のの賞という気もする。

まぁ、2つにわけることで「選びやすくする」という選考委員の都合なんだろうな。
2つ賞があれば、特別賞のような苦し紛れの賞を出さなくてもすむし。
7不思議とクゥワークルのどっちが面白い?とか聞かれても、もう答えられないんだろう。

個人的にはWebで好評だった。ナビゲーターとロンドンのどちらも入っていないのが残念だ。
特にロンドンはかなり気に入っているので、せめて「かすって」欲しかった。

予想をすると、年間は「アサラ」とエキスパートは「7不思議」。
7不思議は確定の雰囲気があるけれど、年間は根性を見せて、意外と「クゥワークル」がきそうでもある。
ストラスブールはノーマークだったので、ちょっとやってみたい。

Spiel des Jahres 2011




第10回 YBCレポ

記念すべき第10回のYBC。今回は京都のMame宅で行われる。

バスに乗って京都を移動、Mame宅に集合後、いつものように彼女の部屋の家具の配置を批評する。

トリッキーな家具の置き方で名高い彼女の部屋であるが、この度、恐るべきことに、きれいになっている。
もう、専門書の真横に、電子レンジはなかったし、パソコンも妙な急角度ではなく、ちゃんと机の上に置かれていた。部屋のゾーニングを意識して、サイバラ茸などがある棚もちゃんとセパレートとして機能している。

全員から、褒め言葉が出る。「ちゃんとしている」「みなおした」と。
片付け苦手派の、僕より一歩リードされたみたいでくやしい。

Pig10


pig10_01.jpg

ぴっぐテンぴっぐテン
()
ツォッホ(Zoch)/ドイツ

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面白いと評判なので、買ってみたPIG10。

ルールはかなり単純、カードを各自まず3枚づつもって、数字をコールしながら一枚づつ時計回りに場に出していき、出した数を足していく。出したカードの合計がぴったり10なら、そのカードを出した人がカードを得る。10を超えてしまうと前の番の人がカードを得る。後は、同じ数のカードなら同じ数字のままでもいいし、足してもいい。8の次に8を出せば8という感じで。

絵柄がとにかくかわいい、3匹の子豚なんかを連想してしまう。

「2」
「5」
「8」
「8」
「ピッグ10!」
「くそーもういっちょ!」

みたいな感じで、すいすいいく。

始めると戦略らしきものも、ぼんやりあって、だいたい次の人に回すときに「9」「8」になるように大きめの数字を出すとバーストさせやすい。次の相手が1か2がなければカードゲットだからだいたいそうする。
さらに、手札には数字の少ないカードを残しておくのが基本方針。

後はどうみても、カードの引き運の、ほぼ運ゲームなのに、噂通り妙にハマル時がある。連続でピッグ10されることが多い。うまく0を出してリセットしたりしても、次の人が10を出して連続でとられたりする。
そうなるように調整しているのだろうか、たまたまなのか。少し不思議だった。

3戦ほどして盛り上がるものすごくおもろいとは思わなかったが、ウォーミングアップに丁度良い。

1戦目kazun 9 mame 19 morry 3 AAP 33 puo 13
2戦目kazun 9 mame 15 morry 31 AAP 9 puo 15
3戦目kazun 7 mame 28 morry 5 AAP 19 puo 18

ホテルサモア


hotelsamoa01.jpg

ホテルサモア 日本語版ホテルサモア 日本語版
(2011/04/09)
アークライト

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PIGな脳みそがほぐれてきたので、日本語版の出た「ホテルサモア」をプレイ。

ホテルのオーナーとなって、ノルウェー、日本、ドイツ、イギリスからから訪れる旅行客を自分のホテルにうまく宿泊させてお金を稼ぐゲーム。ホテルには6部屋あって、最大で6組宿泊させられる。また、改築タイルというのもあって、任意で部屋を増やしたり、見晴らしのいいスィートルームに改装できたりする。箱の絵にさわやかなで気分も盛り上がる。

ゲームは全部で12ラウンド、中央に国の鞄12枚配置してこの鞄通りの国の客が来る。
毎ラウンド全員で、競りカードを出して、改装タイルと客を奪い合って、一番お金の多い人が勝利というゲームだ。

ゲーム開始、序盤よくわからないまま、中途半端なカードを出す。提示したカードの数字の少ない人から、宿泊客を泊められるのだが、あんまり数字が少ないともうからないので7とか8とかを出す。部屋も6室しかないし悩みどころだ。

皆が細かく宿泊させていくのを見ながら、人が大量に訪問する6ラウンド目までやりすごし、独占できそうな7ラウンドをねらう僕。うまくそのラウンドでノルウェー人の団体様で一気に85ドル稼いだ、これが効いてダブルスコアで勝利。満足のプレイ

しかし、このゲーム、妙に疲れる。5人でやったからなのか、考え過ぎたのか疲労感がある。

訪問してくる客がとにかく少ないので、宿泊客の取り合いが熾烈だ。おかげで爽快感がなく、まるで流行らない商店街の悲しさがある。部屋を増築する意味もあまり感じられないので、もっと客が押し寄せるぐらいの方がいいのではないかなと。

あと、お金チップが少なすぎる・・。
お金の両替が多発してかなり疲れる。

色は華やかだし、やっていることは面白いのだが、一歩足りないなという感じ。
次にやる時は、お金チップを新たに用意するのと客の量をかえてみたい。

kazun 198 mame 57 morry77 aap 109 puo 72


エンデバー


endever02.jpg



エンデバー 日本語版エンデバー 日本語版
(2010/04/24)
ホビージャパン

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雰囲気があるゲームとはこのゲームのことか。
かなり期待して購入したエンデバー。渋い色づかいとか、テーマとか好みすぎる。


最初はヨーロッパ地方(主に地中海)からスタート
船がないので、各自それぞれ土地を占拠していく、人口がコマで表現されていて、
まず人口を増やさないと増えないので積極的に人口を増やせる「ツボ」を取っていく。
他にもカードを取得したり、建物のレベルをあげるなどの選択肢があり、の感じは勝ち筋がいくつかあるのだなと勘ぐらせる。

endever03.jpg

中盤、南アフリカやインドなどを独占しようと船出しているの図
紫のmorryと黒のmameが争っている横で、白のAAPが独占しようとしている。やるね。

endever04.jpg

我が帝国、緑の壺で表現されている子だくさん国家。
建物はボロい。
endever05.jpg

最終ターンになると、全ての領土は誰かに占領されているので、領土の奪い合いが大発生してこれがおもろい。
イメージ的に、帝国同士で砲撃しているような感じだ。ゲーム序盤は開拓、後半は戦闘と、この辺りが、帝国主義をしっかりイメージできてしびれた。

勝負は、morryとmameが無駄に張り合っている間に、白のAAP帝国が抜け出して逃げ切り。

endever06.jpg

これは、かなり好きなタイプのゲーム
陣取りとテーマぴったりで素晴らしい。
勝ち方はあまり判らないので、またやりたい。

絶賛に近いものがあったが、ひとつだけ難点をあげれば、個人ボードがでかくてひっくり返したことか。

kazun 77 mame 57 morry 77 aap 109 puo 72

エルグランデ


elgrande0510.jpg

エルグランデエルグランデ
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メビウス

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エル・グランデブーム再到来。
そう、5人でやるエルグランデ。

3人でも、4人でもそれなりに面白いんだけど、5人だと別次元の面白さ。
1ゲーム2時間はかかるが、それでもあっという間に終わる。
もう面白過ぎて、毎日枕元に置いて寝たいぐらいだ。
しかもやるほど確実に強くなっているから、やりがいもある。

塔を中心に戦略を建てた僕が終始リードする。しかし、1位に出ると全員からつぶされるので、競馬みたいに最終コーナーまでは2位あたりで、もぞもぞしているというのも必勝法かもしれない。その辺はなんとうか心理戦になる。誰がどこを狙っているとか、意外にも話術が重要で、うまく有利になるように誘導できるかがポイントなのだ。

口から出任せを大量に言って。しのぎきったーと思ったらPuoに同点に追いつかれる。無念。絶対勝ったと思ったのだが。このゲームは毎回うまいよね。

kazun 1位 mame 5位 morry 4位 aap 3位 puo1位

交易王



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交易王第2版(Handelsfursten, 2nd Edition)交易王第2版(Handelsfursten, 2nd Edition)
(2005/09)
Pegasus Spiele

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最後は交易王で軽く遊ぶ。

何回かやって、単に相手の尻馬にのるゲームかと思っていたが、全然そうではない。

Morry氏にそれを教えてもらう。Morry氏だけ人に追随せずにカードを貯めるプレイをしていた。
自分だけ利益が得られるように、タイミングを待っていた。実にうまい。相手の持ちカードを見切るというのが大事だった。

どうも、相手を利用するのがメインではなく、主導権を握った人が勝つというゲームだったのだ。
しかし、もちろんその主導権にのっかるという作戦も可能だ。それを利用したのがPuoだった。いつになく輝いている。今日は小動物のような動きではなく、夜の黒猫のごとく目が光り、すばしっこい。

とりあえず2戦、Morry氏のクレバーなカードさばきとPuoの判断の良さが光っていた。

kazun 16 morry 33 aap 14 puo 33
mame 9 morry 28 aap 24 puo 27

そういうわけで、エルグランデの猛追と交易王でのうまさが目立っていた、Puoが初MVPに選出されるの図です。

zoutei01.jpg

こちらは恒例のお誕生日ケーキ。AAPおめでとう。
cake20110511.jpg

第11回 YBC告知

時:6月12日  雨かよ杯

所:YBC本部

集合時間:11時

食べたいものがあれば持ち込む

開催予定ゲーム

未定

参加予定

kazunkir
mamemotti
morry
puo
AAP

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