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タブラの狼 /人狼ナイト

タブラの狼 Lupus in Tabula 


タブラの狼(2009年版) / Lupus in Tabula - 4th Editionタブラの狼(2009年版) / Lupus in Tabula - 4th Edition
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ダヴィンチゲームズ

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会社・出版社 ダヴィンチゲームズ
デザイナー Domenico Di Giorgio
プレイ人数 8 - 24人
対象年齢 8才以上
プレイ時間 30分~60分ぐらい

ゲーム雑感



嘘をつくというのは想像力と同じぐらい度胸が必要だ。
嘘をつくときは勝負をしなければならない。
それこそ命をかけて。
狼も人も命がけ。 ブラフゲームの傑作。

個人評価:Wunderbar!

プレイレビュー



本気の「人狼ナイト」をやるということで、京都のとあるシェアハウスにお邪魔した。

今回は、ゆうもあや関西jAGA等で活動されている不破さんや、猫のしっぽの店長の大西さんなどにお会いすることが出来た。

もちろんシェアハウスの住人さんや、演劇をやっているという方など様々が大集合、ゲームに詳しい人々に会ったのは初めてなので、緊張する。また、自分で仕切らなくていい会も始めてで、そこは気楽だったので相殺という感じだった。

さて、参加人数15人超えでの人狼である。
jinrounight.jpg

人狼とは、狼側と人側に別れて、想像力と推理力と騙しあいを通して、一人づつ始末していくゲームである。
ラウンドは昼と夜に分かれていて、昼には、全員で誰が狼なのかを推理して、多数決ないし、合意を得て誰かプレイヤー1人を(殺す)吊るす。殺されたプレイヤーはゲームからアウトして、以後会話やヒントになることを全て禁止される。

夜は、全員が目を伏せる。狼が起きてきて、目を伏せている村人のうち一人を密かに食い殺す。
また、夜には特殊能力を持った、占い師なんかも活動する。

朝になれば、哀れな村人が1人死んでいるというわけだ。

こうして、狼が全滅するか、村人が全滅するかまで続き、生き残った側が勝利となる、推理と自己犠牲もからむようなチーム戦なのだ。

また、村人には特殊能力を持つ人がいる。

占い師:夜の間に1人だけ、人か狼かをゲームマスターに教えてもらえる。
霊媒師:前日に吊るした人が、人だったのか狼だったのかをGMに教えてもらえる。
ボディガード:夜、狼から誰か一人を守ることが出来る。守られた場合は死なない。自分は守ることができない。
狂人:村人扱いであるが、狼の味方をする。狼側が生き残れば勝利
ハムスター:狼に食い殺されない。自分一人だけ生き残れば勝ち。自己チュー
フリーメイソン:2人いて、互いに最初から村人であることが分かる

jinrounight02.jpg
役割はカードを引いて決める。表で確認中

経験の浅い僕を含む数人のために、2度ほどオープンルールで練習して、正式ルールであるクローズルールでやってみようということになった。

オープンルールは誰かが死んだ時には、その人の役職が分かるというルール。これだと人側がかなり有利になる。

正式のクローズルールは、殺害された後で、死んだ人のカードを裏返さない。殺された人が人間だったのか狼だったのかは、霊能力者以外は分からないというルールだ。どちらが勝利したかは、勝利したタイミングでGM(ゲームマスター)から教えてもらえる。

死人に口なしのこのルールの方が、疑心暗鬼が深まり、面白く感じる、そして何より本物らしい。

さて、とある悲劇(プレイ)について語りたい。
ここからは、ノベライズ方式でお送りしよう。

ちなみに、長いので読み飛ばしOKです。

ある村の悲劇


私は、幼いころ、この村に捨てられていました。私の両親は、戦争で亡くなり身寄りのない私を村の人たちは引き取ってくれたのです。
私はこの村がすぐに好きになりました。住まわせてくれた旦那さんと一緒に、いつもヤギの世話をまかされていて。同年代の友達もたくさんいたし、村の人々は私に優しくしてくれました。

しかし、私は、もうたった一人になってしまったのです。逃げ込んだ納屋の窓の外には月が出ようとしていました。

私は、なんとかここに隠れてい眠らないでいようとしていますが、でも見つかるのも、時間の問題だと思います。
あの怖い狂人が、叫びながら歩いているし、ドアの隙間から狼と血のにおいがします。

もうすぐ夜が来ます。いつまでも、隠れていたり、眠らないで生きていくことはできないのだから、私は、彼らがくるまえに睡眠薬を多めに飲もうと思っています。本当に悲しいです。

最初、狼が村人に変装しているのではないかという話になったとき、私は軽い気持ちで考えていました。その日、見つかった死体は無残に内臓をくりぬかれていました。それでも、私は難しく考えないようにしていました。

しかし、村人達は真剣な面持ちで集まっていました。皆、それぞれの村人に眼を光らせていました。狼は2人。誰が狼なのか分からないのです。

そして、2人の男が連れ出されました。彼は叫びました。
A男「セクハラはもうしません」
B男「私には役職があるのに!」

しかし、彼らの思いは届きませんでした。私達は力づくで2人の首を順番に吊し、木にさらしました。
最後まで、本音をかたらなかった彼らは、狂っているのだと皆思っていました。

「狂人かハムスターはこれで始末した、後は狼を探そう」

その後、数日、何名かが殺されました。私たちは「占い師」の登場を待ちわびました。
「占い師」でしか、狼を正確にみつけることができないからです。
しかし、占い師は現れませんでした。しかし、「霊能力者」が名乗り出ました。
私の知り合いのMameでした。彼女は吊るした彼らは人間だったと告げました。

「推理があたった」と私たちは思いました。死んだ2人のどちらかは、狂人かハムスターだろう。

こうして、次の夜、再び人が死にました。霊能力者は「人だった」と言いました。
私たちは焦り、手は罪に汚れ、おののいていました。

それでも、占い師は現れませんでした。現れない理由は、おそらくまだ一人も狼を特定できていないのだろうというものです。
何しろ、名乗り出れば、真っ先に狼に狙われるのは、「占い師」です。再び「霊能力者」のmameが呼ばれ、死んだ村人を交霊すると「人だ」と言いました。村人は減っていきました。

ついに、4日目の朝、「占い師」が名乗り出ました。20代ぐらいの女性でした。
3人の村人、その中には私も含まれていましたが、3人は人だったと「占い師」は言いました。
徐々に、疑われつつあった、よそ者の私を彼女は私を守ってくれたのです。

しかし、すぐとなりにいた、私の友達も手を上げました。
「私こそが占い師です」

私たちは困惑し、尋問にかかりました。
誰と誰を占ったのか、そしてその結果から推理しました。

最初に占い師だと言った女性は「霊能力者」を占っていました。人だったと占い師は言いましたが、
何故、彼女が「霊媒師」を占ったのかだけは納得がいきませんでした。

しかし、私は、後から手をあげた友達を疑いました。何しろ彼女は最初に手をあげて私をかばってくれた人を「狼だ」といい。さらに、積極的に推理を重ねていた村のリーダー的存在の一人を狼だったような気がすると言ったのです。しかも気がするだけで確証がないと。

狼を見たのに、名乗り出ない、さらに気がするだけという曖昧な発言に、私は信用できませんでした。
私たちは彼女を殺害することにしました。彼女が狼ではないのかという推理でした。

最初の男がハムスターで彼女が狂人というわけです。
私たちはにせ占い師を殺害しご満悦でした。

そして、もう村人はわずかになっていきました。そして7人までになったとき、ひとりの女性が身分を明かしました。
「私はボディーガードです」
それは、ボディーガードらしい献身的な行為でした。私と彼女の2人は村人確定、それに霊能力者と占い師も人間なので
4人が確定なのです。

あと残りの3人のうち2人が狼ということになります。
勝利は目前でした。

しかしそこで、耳を疑う発言が広場を横切りました。
「私が狼さ」
そう、あの、リーダーと目されていた彼は、自分が狼だと告げたのです。
彼の発言の真意は一つ「ハムスター」がまだ生きていることを知らせることでした。

3人の中にハムスターが生きている。

しかし、彼がハムスターなのかもしれず、私たちは怪しい2人をとも殺すことにしました。
そうして私たちは残りの3人のうちリーダーを含む2人を殺し、そして、夜を迎えました。

朝になると、刺し違えるように、村人1人とボディガードは殺されていました。
「霊媒師」は昨日殺したリーダーは狼だったといいました。狼はあと一人です。残っているのは3人だけ。

私は、震えました。思い出したのです。リーダーが狼なのであれば、私を守ってくれたこの、占い師こそが「嘘をついている」ことになる。
私は、彼女をみつめました。どうして今までその歯の鋭さや不自然な目の充血に気がつかなかったのか。彼女は占いなどしていないのだ。

「彼女が狼よ!」

私は鍬を振りかざし、占い師を語った狼と対峙しました。霊能力者であるmameと挟み撃ちにするべく「回り込んで!」と目で合図しました。そしてmameの表情をみた時、全てが終わっていることに気がつきました。霊能力者には表情というものがありませんでした。かすかに微笑んでさえいました。今まであんな笑みはみたことがありません。魂のない笑みです。

人に裏切られること、自分の愚かさに気がつくこと。その2つの衝撃が同時に私を襲いました。神様(GM)がゆっくりと宣告しました。

「次に殺すのは誰ですか?」
2人の指先はまっすぐ私の方に向きました。私は納屋に逃げ込むしかなかった。

私の好きだった村は、こうして壊滅しました。笑い声が聞こえ、もうすぐ夜がきます。誰かがこの手記を見つけくれるまで。たぶん悲劇は続きます。




というわけで、最後の一人になってしまった僕は、食い殺されました。
本当に騙された!。思い返せば、占い師を語る狼は何度も怪しい発言をしていたのに気がつかなかった。
あんまり、悔しくてその夜に夢に出てきたりした。

評価



面白い、面白くないわけがない。人が集まってはったりをかます。それを推理する。失敗、失言に対しては「死」という、ゲームから除外される一番わかりやすいペナルティがある。もちろん擬似的死体験だが、死ぬとショックだし、こういう気持になのかというのを味わえる。

また、この役職の能力っていうのがすごくいい。強力で自分だけしか使えない能力なので、それが実際に活かせるのを目の当たりにできる。外国人に道を聞かれて、困っている人を得意の英語で助けてやる。ぐらいの優越感がある。(まぁ僕は困っている方ですが)

ずっと黙っていた人が思わぬ意見を言ったりして、意外性も抜群である。
誰が嘘をついているのか、理詰め、性格から判断していくべきだ。人間が試されている気さえする。

評価が難しいが、ゲームの評価というより、集まった人の面白さで次第でどうとでもなり変わるだろう。

ただ、Nonplusultra!の最高評価としなかったのは、やむを得ない欠陥があるからだ。最初につるされてしまうと、あとはゲームが終わるまでただ待つしかなくなる。人数が多ければ多いほど、暇になる時間も長くなり、眺めているのも途中で飽きてくる。でも人数が多い方が絶対に面白いので、この辺はどうにもこうにもである。でも死、とはこれほど無念なことなのだろう。ルールをかえる必要はまったくないと思う。死ねば黙して語らず。我慢せよということだ!

付け加えると、10人以上集まるのは、社会人としては無理なんじゃ・・。ということもある。

このゲームが、一番活かされそうな場所は、小学校とか中学校のクラスでやればいいと思う。社会が競争社会であり、騙しあいのドラゴンワールドである厳しさを早々に叩き込むことができるだろう。もしくは部活の部室とかね。単位落としそうやけど。

ちなみに、究極の人狼という66人プレイ可能なものあって、3順目までは、本人も役柄がわからないという「ヨッパライ」とかの役職とかあるそうだ。

  


関連記事
ほんとうにごめんなさい(ガルル・・・)

会長、あのときはだまして本当にごめんなさい。
でも、「狂人」として爪痕をのこしたかった・・・(ガルル)

裏社会の結束、っていうのかな?
途中で「あ、この二人がわたしの仲間(狼)だ」って分かったときの奇妙な安心感。

時々、ぼろが出ては、ばれそうになって、本当につらかった。
みんな論理が鋭いし、死んでしまった人は、わたしをにらみつけていたっけ・・・

でも、狼って毛がふさふさして可愛いし、思わずついていこう、っておもってしまったの(ガルル・・)

ちなみに、あのときの狼(Oさんから)「また、人狼やろうよ~ガルル」って連絡が来て、
次回YBCと日が重なってるガルル、って返事したら、「京都でやれば?ガルル」ってことでした。

これにこりず、また良かったら遊んでください~
次回は、味方同士になれますように・・・

2011.05.28 00:46 mamemo #- URL[EDIT]
ウォーン!

どうもこんばんは、あの時のリーダーです!

いやあ、実に美味しい夕食をいただけた夜でしたね?

焦りと疑心というほどよいスパイスが効いた・・・ね。


運やミスに助けられながらも中々の好ゲームだったのではないかと思います。狂人さん、ありがとうございます!

負け抜けだけは如何ともし難いですね。が、今度「レジスタンス」という負け抜けのない人狼ライクなゲームの日本語版が出るらしいので、手を出してみるのもよいかもです。

また、機会があればよろしくお願いします♪重めのボードゲームも好きなのでぜひ遊んでやってください(^q^)

ガルルルル。

2011.05.28 19:33 Rejecter #khSfiOuI URL[EDIT]

見事に3人にしてやられました。

騙された事が分かった時の、衝撃はなかなかのもので、一瞬言葉を失いました。
今まで喫茶店とかで古い壷買わされたりとか、オレオレ詐欺とかに自分がひっかかるわけがないと思っていたのですが、
これはもう考えを改めるべきだよな、と思うぐらいの見事な騙されぶりでした。皆嘘がうまいよホント。

次は、ちょっと近隣のSassanが来るかもなので、京都には行けないのですが、機会があれば是非にヨロシク。今回は村人ばっかりだったので、次は狼をやってみたいです。

2011.05.29 12:41 kazunkir #- URL[EDIT]
人狼やりましょ

今日、会社の同僚が人狼した話を聞きました。今度やろー

2011.06.01 00:35 みうち #- URL[EDIT]
やるやる

また誘うわー、もしくは誘って。

ところで、体重60キロきったぞ(謎

2011.06.01 16:23 kazunkir #- URL[EDIT]
こちらは7月になりそう。

こちらは7月になりそう。会社の数人と、カタン好きなバーのにーちゃんとか、お客さんとか適当な陣営になりそうなので、誘うわー。でも開催されるは、運次第やね。そっちも機会があれば、さそって。

2011.06.01 17:34 ミウチ #- URL[EDIT]

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